【アカウント運営スタッフ厳選！】今すぐ真似できる、2024年8月話題になったRED投稿

2024.09.09

　RED（小紅書、以下RED）のアカウント運営を行っている皆様のお悩みと言えば、「投稿ネタが思い浮かばない！」「ネタが同じようなものばかりになってしまう」など、”投稿企画”に関するお悩みを真っ先に思い浮かべる方は多いのではないでしょうか？

　アカウントを開設した当初はゼロからのスタートのため、社内にたくさん紹介したい商品がある、ネタがある、という状況ですが、続けていくと毎回同じになってしまってエンゲージメントも下がってきてしまい、悩み始める。そんな状況に陥る方は少なくありません。

　そんなお悩みを解決するためには、様々なREDアカウントの投稿を見たり、バズっている投稿を探したり、たくさんの投稿を見てヒントを得ることが大切です。そこでCNMLabでは、当メディアを運営するアライドアーキテクツ株式会社で、REDを中心としたSNSアカウント運営を担当する専任スタッフが選んだ良質投稿をご紹介！8月は、ベビー用品関連の企業からピックアップしてみました。ネタの切り口やアレンジ方法、話題の投稿など、ぜひ参考にしてみてください。

コメント欄を活用して育児パパの姿をシェア

　最初にご紹介するのは、日本でも有名なブランド「ピジョン（pigeon）」です。2002年に中国市場に進出、高いブランド認知度と市場シェアを誇り、中国の子育て世代から信頼されているブランドの一つです。2019年にRED公式アカウントを開設し、育児情報や製品の使用方法、プロモーション情報などを発信しています。今回は、コメント欄を活用して盛り上がった投稿をご紹介します。

引用：https://www.xiaohongshu.com/explore/66cc4f0f000000001d03ab6b

　タイトルは「パパは育児で役に立たないように見えますが、実は何でもできます」。ピジョンの哺乳瓶やベビーオイル、オムツ替えなどのカットをいかして、商品の紹介と子育てをするパパの姿を表現しています。

　さらに「コメント欄で育児中のパパの姿を見せてね」と呼びかけ、エンゲージメント数が大幅に向上。また、コメントしてくれたユーザーに積極的にお礼を返信することで、投稿がさらに活発になり話題となりました。

　呼びかけを入れたコミュニケーション型の投稿はエンゲージメント数アップにとても有効です。

有名人を起用してブランドコンセプトを刷新！

　次にご紹介するBabycareは、2014年に設立された中国の有名なベビー＆マタニティ用品ブランドです。授乳、スキンケアから外出用品まで、多くの製品カテゴリーを網羅しており、そのデザイン性や優れた品質、細やかな機能性で、多くの中国の子どもを持つ若い世代からの人気が高いブランドです。今回は、世界から注目を集めるBabycareのアンバサダーを起用したブランド10周年の動画投稿をご紹介します。

引用：https://www.xiaohongshu.com/explore/66c04915000000001e01f2ae

　アンバサダーは、現役モデルであり登録栄養士の資格を持つメイ・マスク。テスラやスペースXの創業者、イーロン・マスクの母親としても知られており、ファッション業界と栄養学の分野での成功とともに世界中から注目を集めています。このようなことから、自信に満ちた姿勢、何に対しても積極的な思考、多方面における才能を持つ人物のシンボルとなっています。

　Babycareはブランドと彼女のイメージをマッチさせ、今までの子育ての概念「”おとなしい”がいい子」を刷新。「おとなしくないから、可能性が広がる」というコンセプトで、ブランド10周年の動画をリリースしました。

画像一枚目：「夢は空より遠く、手が届かない」⇒「夢は空より遠いからこそ、全力で手を伸ばす」
　　　　　　※動画のシーン：コンパスを使って、冒険する
画像二枚目：「いつもおとなしくし、破格するな」⇒「人生に後悔を残さず、ありのままの姿を見せて」
　　　　　　※動画のシーン：ダンスサークルを見かけた子が、躊躇しながらも思いきってフリーダンスを披露し、喝采を浴びる
画像三枚目：「自分がやりたいことは、大人になってからご自由にどうぞ」⇒「いつでもやればいい」
　　　　　　※動画のシーン：クラシック音楽サークルはつまらない、やりたいことはロックバンド

　マーケティング戦略に合わせて、コンセプトがしっかり伝わる投稿は、たくさんのSNSユーザーからの支持を集めました。